会社をやめたくなった理由
僕が会社をやめたいと思うようになったのには、いくつか理由があります。
①やりたくないことをする場面が出てくる
②ひとりになる時間が少ない
③他にやりたいことがたくさんある
主にこの3つです。
①やりたくないことをする場面が出てくる
以前にも(元不登校、会社をやめる。)で書きましたが、いくら好きなことをさせてもらえる会社でも、いつかはやりたくないこともやなねばならない場面が出てくると思います。
会社で、共同体で、働いているので、自分の意思だけでは決められない場合もあります。
そんなことが窮屈と感じ、やめたいと思いました。
②ひとりになる時間が少ない
僕、ひとりでいる時間がすごく好きなんです!ひとりでぼーっとしていることが好きなんです!
誰かと話しているのも嫌いじゃないですし、むしろ好きですが、それ以上にひとりでいる時間が大好きです!
毎日ではないですが、帰るのが遅くなってしまい、帰ったらすぐに寝てしまうこともよくありました。そうするとなかなか自分だけの時間を満喫することができません。
そういう日々が続くと、僕のモチベーション(ほとんど全てのことに関する)はすごく下がってくるんです。
③他にやりたいことがたくさんある
僕はすごく好奇心旺盛なんです!笑
また、影響されやすいのもあって、すぐに「あれしたい」「これしたい」と思ってしまいます。
ですが、会社に勤めているとなかなかすぐには、いろんなことに挑戦するのが難しかったです。僕の時間の使い方が悪いとお叱りを受けるかもしれませんが、とにかく、僕にはできなかったんです。
すごい生き方が不器用なんです。
僕の親友も、やりたいことが多すぎて悩んでいる奴がいましたが、それで悩めるって幸せなことなんだなと思います。やりたいことを考えている時って、すごく人がキラキラしているように思えます。
「やりたいことがあるってすごいことなんやで。みんなやりたいことがないから、テキトーに良い企業探して就職してるのに。」と学生時代バイト先の先輩に言われて、「え?そうなの?」と思いました。
ほんとのところ、みんなどうなんだろ。
もう少しがんばろう
やりたくないこともやらないといけないが、やりたいこともできている。
もう少し続けてからやめたらいいかなと思っていました。
けれど、もう少しってどれくらい?タイミングは?と、あるとき思いました。
当時働いていた会社で、「ここまでいけば満足」という明確な目標が僕にはありませんでした。
なので余計に、やめる時期やタイミングがわからなくなっていました。
一度やめたいと思うと、モチベーションは下がる一方です。
そんな時は些細なことでも敏感に感じて、しんどくなることがよくありました。自分のやりたいことを、自分でごまかしながら我慢し続けて、どんどんしんどくなっていきました。
ある日、もうそろそろ耐えられないな、と思いました。
このことに関しては、不登校を経験していてよかったな、と思いました。
不登校を経験する過程で、自分の限界をある程度理解することができていたので、限界を超える寸前でブレーキをかけることができました。
やめる決心
「やめる」って言おう。と決心しました。
会社のエライ人に「話たいことがあります」と連絡をとり、時間を作っていただきました。
約束の時間まで、まだ時間があったので、ショッピングモールをぶらぶらして時間を潰そうとしました。ショッピングモールについて、「あ、やばい」と思いました。
やめたいというしんどさや、これから話すことの緊張など、おそらくいろんな感情が混ざり合って、頭がボーッとし、体がふらつき始めたのです。
「やばい、やばい」と、車に戻ってゆっくりしようと思いましたが、車を停めた場所も思い出せませんでした。一旦落ち着いて、よーくよーく思い返してみて、なんとか車を見つけることができました。
その後、気持ちを落ち着かせるために、「回転ずし」をひとりで食べに行きました。もう何をやっているのか、よくわかりません。
でも、そんなこんなで、少しずつ気持ちを落ち着かせることができました。
言葉にするしんどさ
やっと約束の時間がやってきました。
会社のエライ人に、「やめたいです」と伝えました。がんばりました。
頭の中で、「やめよう」と思うことは簡単だったけど、声に出して伝えることはものすごく大変でした。言葉にするしんどさを実感することができました。
「なんて思われるのか」「実際やめてほんまに大丈夫なんかな」とか、いろいろ頭の中で巡って、僕を苦しめました。
「ここまでこんなにがんばったやんか。自分の思いを伝えろよ!」と自分自身に言い聞かせ、なんとか自分の思いを伝えることができました。
そして、ここまで大変でしたが、僕の思いを受け入れてもらうことができました。
会社をやめることになりました。
すごい決断をしたなと、我ながらに思います。
ここから、僕の人生第2章が始まります。
楽しみでしかありません。
失敗することもあるかと思いますが、潰れない程度にがんばります。
こんな僕をこれからもよろしくお願いしますm(_ _)m