
前回、【僕の不登校生活(小学生編その1)】で、僕が家や学校で、どのように過ごしていたかを紹介しました。できれば前回の記事からお読みくださいm(_ _)m
今回は、また違う視点から僕の小学生時代の生活を見ていきたいと思います。
勉強について
前回、相談室でのびのびと、僕が興味を引きそうなことをやらせてくれていた。と話しました。
ところで、
勉強はどうしてたの?って思いますよね?笑
実は、僕はほとんど勉強していた記憶がなかったんです(笑)
ですが、最近になって当時めんどうをみてくれていた先生に聞いたら、「ちゃんと勉強もしてたよ」と言われました(笑)
授業でやったプリント問題を、相談室で解いていたらしいです。
そんなこんなで、勉強やそれ以外のことを、自分のペースでやらせてもらっていました。
進んで行った訳ではありませんでしたが、結果的にその学び方が僕にはあっていたみたいでした。
僕みたいに、みんなと一斉授業が苦手な人はたくさんいると思います。
でも自分のペースでなら勉強できる。
そういう人たちって、普段から学校にストレスを感じていて、ちょっとしたきっかけで学校に行けなくなったりするんじゃないでしょうか。
一斉授業が合う人、個別での勉強が合う人、またはその他の勉強方法が合う人、いろんな人がいると思います。
みんなが、「自分にあった勉強法を自分で選択できる」、そんな社会がもっと認められるようになってほしい。そう切に願います。
友だち関係
友だちは、多くはありませんが居ました。
小学4年生の頃は、みんなと同じ教室に通える頻度が多かったので、休み時間に鬼ごっこをしたり、縄跳びで遊んだりしていました。
4年生のその時期以外は、学校で友だちと関わる機会はほとんどありませんでした。
たまーに相談室に、同級生が顔を覗かせに来てくれると、素っ気なくしていましたが、すごく嬉しかったです。(まあ、構われるのがイヤな時もあって、気まぐれだったのですが)
放課後や、休みの日になると、友だちと家でゲームしたり、公園で遊んだりしていました。
友だちの家に行くこともありましたが、僕の家でみんなで遊ぶことの方が多かったです。
友だちと遊ぶことは好きでした。
学校がある時間帯は、自分が別の教室に通っていることに、変な罪悪感を感じていましたが、学校がない時間帯は、そのことを忘れて楽しんでいました。
金曜日の放課後や、土曜日に遊ぶのが、一番楽しかったです。
日曜日は、次の日が学校なので、心のどこかでモヤモヤしたものを感じながら、友だちと遊んでいました。友だちが何気なく言う「また明日!」がすごくしんどかったです。
今になって思い返すと、
僕の場合、友だち関係ではなく、本当に学校環境が合わなかったんだなと思います。
当時思っていたこと
こんな僕は、小学生の不登校当時、自分の不登校についてどのように考えていたのでしょうか。
・なんかよくわからんけど、学校いきたくない。
・なんで学校にいかなあかんの?
・家にいてる方が落ち着く
ほんとに漠然と、学校に行きたくないと思っていました。
しかも、自分の不登校について、ほとんど気に留めていませんでした。
(中学生になってからは自分の不登校についてすごく思い悩み、苦しい時期がありました)
ただ、学校へ行かされることがしんどいと感じていました。
おわりに
学校へ行かないことに特に何も感じていなかった僕ですが、心のどこかでは、「みんなと同じように学校に通いたい」と思っていたように感じます。
何度かみんなと同じようにやってみるんですけど、やっぱりしんどくて続かない。
しんどくなる原因はわかりませんでした。
当時の僕の場合、適応指導教室やフリースクールなど、別の勉強環境を紹介してもらえることは、一切ありませんでした。
もしそういう所に通っていたらどうなってたんだろなと、たまに思います。
僕は学校に通うことが「普通」と思っていましたが、「別の居場所もあるよ」と教えてもらっていたら、しんどくなることがなかったのか、どうなのか。。。
いまさら僕のことを考えても仕方ないのですが、
まさに今、学校について悩んでいる人がいたら、「いろんな居場所があるんだよ」と伝えたいです。
ここまで長くて拙い文章を読んでいただいて、ありがとうございましたm(_ _)m
今回は小学校編でしたが、今後は中学生編、高校生編も文章にしたいと考えています。